大阪府のIR計画が2030年に延期|大阪府吉村知事が緊急会見

大阪府及び市からの発表によれば、カジノを含む統合型リゾート(IR)の開業が、予定より1年遅れの2030年秋に変更されることが明らかとなりました。当初の開業予定は2029年秋であったが、国の認定の遅れや各種の状況を考慮しての判断となった模様です。

吉村洋文大阪府知事は、"当初は国の認定についても1年かかりましたから、1年延びたということは適切な時期だと思っています"とコメント。さらに、開業が更に1年から2年遅れる可能性があること、およびIRの運営事業者に大きな影響が出た場合の協定解除の条項も新たに盛り込まれることが発表されました。

事業費の面では、建設資材の高騰などの影響で、当初の約1兆800億円から約1兆2700億円へと、約1900億円増加する見通しとなっています。この増額に対しては、株主らが出資額を増やす方針で対応するとのこと。

府と市は早期にこの案を国に提出し、認可が下り次第、IR事業者との正式な実施協定を結び、液状化対策工事などに今年秋ごろから取り掛かる方針を明らかにしています。

この開業延期は、大阪府及び市が推進するIR計画の大きな転機となる可能性があり、今後の動向が注目されます。

お役立ちリンク

大阪府公式サイト

大阪IRについて(大阪府公式サイト)

大阪府公式チャンネル(YouTube)

 

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